ベトネベートN軟膏AS 5gの口コミ・評判は?効果・副作用はある?【ステロイドアトピー市販薬】

ベトネベートN軟膏AS 5gは、指定第2類医薬品に分類されている軟膏剤でステロイド配合外用薬です。
ベトネベートN軟膏AS 5gには、抗炎症作用を持つステロイドに加えて、二次的な細菌感染を阻止する抗生物質が配合されています。
ステロイド外用薬の強さは、もっとも弱い5群から、もっとも強い1群までの5段階にランク付けされており、ベトネベートN軟膏AS 5gは、3群(強力)のランクにランク付けされています。
このように適度な強さがある薬のため、適応症はアトピー性皮膚炎に代表される皮膚炎の他に、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、耳鼻咽喉科領域における術後処置等の幅広い皮膚症状に適応となっています。
ベトネベートN軟膏AS 5gは湿疹や皮膚炎の改善に適しています
ベトネベートN軟膏AS 5gは、炎症による赤みや腫れを抑え、痛みやかゆみを和らげることから、細菌感染を伴うか、そのおそれのある湿疹や皮膚炎の改善に適しています。
そして、薬の主成分となっているステロイドの働きによって、短期間で炎症を鎮静化させることが可能となっています。
ベトネベートN軟膏AS 5gに含まれている成分としては、ベタメタゾンという炎症をとるステロイド、フラジオマイシンという細菌の働きを抑制する抗生物質が配合されています。
ステロイドは速効性に優れており、今現在発生している皮膚症状の改善に非常に良い効果をはっきしますが、その反面、免疫力を低下させ、細菌に感染しやすい状態を作り出してしまいます。
そのような状態における細菌感染を阻害する役割を、抗生物質であるフラジオマイシンが果たしています。
また、ベトネベートN軟膏AS 5gは、油性基剤であるため、患部を保護し、ジュクジュクとした状態になってしまっている患部の治療にも適しています。
ステロイド外用薬の効果については、それを使用した臨床試験の結果が出ています。
その試験では、アメリカで5~6ヶ月間行われた試験においては、中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者748人が参加しました。
試験では、まず全員がステロイド外用薬を一ヶ月間毎日使用して皮膚炎を抑制した後、患者を2つのグループに分け、一方のグループには保湿薬に加え週2回のステロイドを外用、もう一方のグループには実薬の代わりにプラセボ(にせ薬)を外用し、維持期に皮膚炎が再発しなかった患者の割合を比較しました。
その結果、ステロイドを週2回外用したグループでは8割近くの患者が皮膚炎を再発しませんでしたが、一方のプラセボを外用したグループでは再発しない患者は3~4割にとどまりました。
したがって、ステロイドを週2回外用したほうが皮膚炎の再発が抑えられ、皮膚を良い状態に保てる割合が高いことが示されました。
しかし、違った見方をすれば3~4割の患者はステロイドを使わなくても保湿薬によるスキンケアだけで皮膚を良い状態に保ったということになるので、スキンケアが重要であるとの結果を読み取ることもできます。
このようなベトネベートN軟膏AS 5gの副作用については?
外用薬ですので、1~2週間程度の使用においてはほとんど発生しないとされています
。稀にかぶれの症状が発生する場合がありますので、使用をしばらく続けても改善されない時や、悪化した場合は早めに皮膚科での診察を受けるようにしましょう。
また、ステロイド外用薬には、抗炎症作用の裏返しとして、微生物に対する抵抗力を弱める性質があり、細菌、真菌、ウイルス等が増殖しやすくなってしまいます。
それらの影響により、皮膚感染症が発現したり、悪化する可能性もありますので、ベトネベートN軟膏AS 5gを使用している期間は感染症に特に注意するようにしましょう。
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