玉ねぎ アトピー

アレルギー性疾患を発症させる体質を改善させる効果が期待できる玉ねぎ

たまねぎはネギ属の多年草であり、園芸上では一年草もしくは二年草として扱われ、その球根が野菜として食用に用いられています。
たまねぎの形状、色、大きさは様々であり、日本ではかつて、「葱頭」という中国語由来の漢字でたまねぎと読んでいました。

たまねぎの原産は中央アジアとされており、その栽培の歴史は古く、紀元前のエジプト王朝時代には既に労働者に配給されていたとのことです。

その後、たまねぎはヨーロッパの地中海沿岸に伝わっていきました。

>>アトピーにおススメの食材一覧【まとめ】

その中で、辛味の強い辛たまねぎ群は、バルカン半島諸島やルーマニアといった東ヨーロッパで栽培され、辛味の少ない甘たまねぎはイタリア、スペイン、フランスといった南ヨーロッパで栽培されるようになり、これらの2つの品種系統はアメリカに16世紀に伝わり、そこで様々な品種が栽培されるようになりました。

そんな中、たまねぎは原産地から東のアジアにはなかなか伝わらず、日本においては江戸時代に長崎に伝わったものの、観賞用にとどまっていました。
そして、1871年に札幌で試験栽培されたのが、たまねぎが食用に用いられた最初といわれており、1878年に札幌農学校教官のブルックスにより本格的な栽培が始まった後、1880年に札幌の中村磯吉氏が農家として初めて栽培を行いました。

そんな玉ねぎはアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症の治療効果が高い食材とされています。

その理由として、まず、ケルセチンという成分が含まれていることが挙げられます。
ケルセチンには、肉の脂肪である「アラキドン酸」が、「プロスタグランジンE2」というアトピー性皮膚炎の症状を悪化させる生理物質に転換することを抑える作用があります。

また、「ヒスタミン」という起炎物質が肥満細胞から遊離するのを抑制したりしますので、アレルギー性疾患を発症させる体質を改善させる効果が期待できます。

さらに、ケルセチンには、高い解毒作用と強い抗酸化作用があります。

これにより、有害物質を体外に排泄して身体を守ることができ、さらに炎症を抑制し、アトピー性皮膚炎の炎症を抑える効果が期待できます。

また、たまねぎには「チオスルフィネート」という成分も含まれています。

「チオスルフィネート」には抗ヒスタミン作用がありますので、アレルギーによる炎症の発生、喘息の症状の発生、花粉症の発症を抑えることができます。

さらに、たまねぎには「フラクトオリゴ糖」という成分も含まれています。

「フラクトオリゴ糖」は腸内の善玉菌を増やし、体内の免疫バランスであるTh1/Th2バランスをTh1優位にシフトさせることができます。

これによって、体内の免疫バランスが崩れることなく、正常化できるため、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症の症状改善に高い作用をもたらすことができます。

さらに、「チオスルフィネート」には、腸内のビフィズス菌を増加させ、カンジタ菌の増殖を抑えるという働きも持っています。

これにより、腸壁バリアが修復され、腸壁から未分解のタンパク質が侵入してアレルギーが発症してしまうという流れを断ち切り、アレルギーの症状を改善することができます。

その他、たまねぎには疲労回復効果のあるビタミンB1も豊富に含まれています。

このビタミンB1は疲労回復効果の他に、新陳代謝を活発にする働きも持っています。

そのため、アトピー性皮膚炎によって傷ついた皮膚の回復を促進させる効果も期待できます。

また、たまねぎにはアリシンという成分も含まれています。
ビタミンB1は通常、摂取し過ぎると排泄されてしまうのですが、このアリシンという成分と結合すると血液中に長く留まるようになります。

そのため、その長く留まった分、効果が長続きすることになります。

このように、たまねぎはいろいろな面からアトピー性皮膚炎の症状の改善効果が期待できます。
現在、アトピー性皮膚炎の症状に悩んでいる方は是非、毎日の食生活にたまねぎを取り入れるようにしましょう。

>>アトピーにおススメの食材一覧【まとめ】

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