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りんごの効果・効能は?【アトピーに良い食材】

悪玉菌を減らして腸内環境を改善させ、免疫機能が正常化するりんご
りんごは、みかんと並んで日本では定番中の定番といえる果物で、シャキシャキとした歯ごたえと控えめで優しい酸味と甘味を持っています。
食材としては生で食べられることが多いですが、カレーの隠し味で使われたり、サラダに使われるという事も多くなっています。
また、「りんごが赤くなると医者が青くなる」という言葉もあり、風邪をひいた時やお見舞い時の定番の果物でもあります。
現在、流通しているりんごの多くはバラ科のリンゴ属に属する種類であり、植物分類においては西洋林檎と呼ばれています。
同種別種で和林檎という種類があるのですが、日本では明治以降、西洋林檎系統が主流となったため、和林檎はほとんど流通しなくなりました。
りんごは暑さに弱いという特徴があります。
そのため、熱帯での栽培は少なくなっていますが、それ以外の地域では世界中で栽培されており、日本では青森県や長野県での栽培が有名となっています。
このようなりんごは、アトピー性皮膚炎の症状の改善に効果があるといわれています。
りんごにはペクチンという成分が豊富に含まれていますが、この成分はビフィズス菌等の乳酸菌のエサとなります。
そのため腸内のビフィズス菌等の乳酸菌の活動を活発にすることができ、善玉菌を増やして、それによって悪玉菌を撃退することができます。
この悪玉菌を減らすことで腸内環境が良くなり、免疫機能が正常化されるので、アトピー・喘息等の体質を改善します。
また、ペクチンには有害物質を排出して、腸内をキレイにする効果もありますので、便秘や下痢の解消の効果も期待できます。
また、りんごにはアップルフェノンというポリフェノールが含まれています。
このアップルフェノンには、ヒスタミンの遊離を抑え、アトピー性皮膚炎のかゆみ・炎症や喘息といった症状を抑制する働きがあります。
実際、イギリスの南ロンドン地区では、喘息の患者1471人と健常者2000人に対して調査研究が行われました。
その結果によると、一週間に2回以上りんごを食べている方は、気管支喘息にかかるリスクが約32%減っているということがわかりました。
りんごのペクチン、アップルフェノンの働きによって、喘息を予防する効果が現れたと考えられます。
さらに、りんごにはエビカテキンというポリフェノールも含まれています。このエビカテキンは非常に強い抗酸化力を持っていますので、アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症で発生した炎症を鎮める作用があります。
その他、りんごには疲労回復や栄養補給の効果も期待できます。
りんごは、その全体体重の15%近くが炭水化物で構成されており、他の果物と比較しても炭水化物量が多い果物となっています。
そのため、りんごにはブドウ糖・果糖・ショ糖等の糖質が多く含まれており、食べてからすぐにエネルギーに変換されることから、疲労回復や栄養補給に即効性があると考えれています。
また、りんごには前述のような、様々なポリフェノールが含まれており、その種類は100種類以上にも及ぶといわれています。
これらのポリフェノール類は、総称してリンゴポリフェノールと呼ばれており、高い抗酸化力を持つことから、活性酸素による酸化を抑える働きを持っています。
そのため、外見的なアンチエイジングはもちろんのこと、体内においてもコレステロールが酸化して過酸化脂質になることを防いだり、動脈硬化や血栓などの予防にも役立ちます。
その他、前述のペクチンにもコレステロールの吸着・排出促進作用、糖質の吸収抑制作用があることがわかっています。
そのため、りんごは糖尿病等の生活習慣病や、その他のいろいろな病気の予防に役立つとされています。
ただし、りんごのペクチンの含有量はそれほど多くなく、また、りんごは比較的糖質の多い果物となっています。
そのため、りんごの効果を過信して食べすぎると、糖質を過剰に摂取することになってしまいますので注意しましょう。
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